マンチェスターレイルロードは鉄道運営と株式で自分の財産を増やすことを目指す3~4人用のゲームです。カード上を機関車コマが進んでいき、ゴールまでたどり着くとゲーム終了です。
マンチェスターレイルロードについて
ラウンドごとのカードをシャッフルしてマップを作ります。その他に鉄道会社相場カード、相場変動カードを準備します。
カードで作ったマップ上を3つの機関車コマが進んでいき、いずれか1つが駅に到着するとラウンド終了です。
各ラウンドは3つのフェイズに分かれています。
1.スタンバイフェイズ
相場変動カードに従い3つの鉄道会社の株価を変動させます。その後、スタートプレイヤーから順番にいずれかの鉄道会社に投資を行います。それからスタートプレイヤーから順に株を購入します。
2.アクションフェイズ
手番で出来ることは、
- 蒸気機関車の移動
- 投資先の変更
- 株の売却
- パス
のいずれかです。
蒸気機関車の移動は好きなコマを選べますが、自分が投資しているコマは1マスのみ、他のコマは1~2コマ移動させることができます。移動先に特殊効果が書かれている場合、コマを移動させたプレイヤーがその効果を得ます。
いずれかのコマが駅に到着するとアクションフェイズが終了します。
3.決算・調整フェイズ
投資したコマがゴールした場合、配当金を得ます。
その後、次のラウンドへの準備を行います。
これを5ラウンド行い、もっとも所持金が多いプレイヤーの勝利です。
シンプルな鉄道系ゲーム

「流行に逸れた重苦しいワーカープレイスメント」というキャッチコピーだったので期待していたのですが、それほどキツい感じはありませんでした。
自分が投資したコマを動かすか、他のコマを動かすかの選択がありますが、他のプレイヤー次第の面が大きく、そこまで悩ましさがありません。
鉄道と株をモチーフとしたゲームは数多くありますが、その中でもかなりシンプルな部類です。(パリスコネクションほどではないですが)
コマを進めることで効果を得られるので「ワーカープレイスメント」とつけたのかもしれませんが、実際は一方通行でコマが進んでいくだけなので、イメージとしてはすごろくに近いです。
今回は4人で遊んでみたのですが、ルール説明に25分ほど、プレイには1時間ほどかかりました。
正直なところ、ゲーマー的な重苦しさを期待すると肩すかしを食うかもしれませんね。
https://gokurakism.com/parisc/